銀歯を白い歯に変えよう【実体験②】

健康・美容

銀歯の下の歯、歯の根管の治療

先日は、銀歯を外し、クリーニング、コンポジットレジンで仮ふたをしたところです。
本日は銀歯のしたのは、歯の根管の治療です。
コンポジットレジンを取り除き、いざっと思ったら、まずは、神経が残っていることも考えて、麻酔をします。打つときに、針が刺さりますので痛みがあります。歯の周りを何か所か打たれます。打ってから麻酔が効くまで、少し待ちます。感覚として5分はかからないと思います。そこから、コンポジットレジンを削り、根管内につまようじの細さにギザギザが付いたものを入れ、何度もガリガリしています。ヤスリみたいなものでしょう。
汚染された神経などを取り除き、きちんと歯を維持できる状態にします。根管の中を消毒した後、仮歯に薬を詰めます。そしてまたコンポジットレジンで仮歯つくりります。
麻酔が効いていると、口がうまく動かず、うがいをするときに、水が出てしまいます。
治療後も麻酔は効いているので、痛みはないですが、切れたことを考えて、痛み止めを処方されました。

次回は、歯の根管に異常がないか確認し、歯のかたどりを行います。

歯の根管の確認と歯のかたどり

先日は、歯の根管の治療を行いました。本日は、根管に異常がないかを確認と、歯のかたどりを行います。仮ふたのコンポジットレジンを外します。膿があるか、炎症がないか確認してもらいました。歯の根管には問題はありませんでした。

次は、歯のかたどりを行います。
初めに歯に塗る青いものは寒天です。テングサが主成分で寒天の温めると液状になり冷えると固まる性質を利用して歯の細かいところまで精密に型を取ります。寒天はゼリー状で変形しやすいので形が変わらないように周り粘土のようなもので包みます。
粘土のようなものはピンク色でドロッとしたものでアルギン酸(多糖質)です。アルギン酸:昆布などの海藻に含まれている。
アルギン酸と水を混ぜて作るので少し冷たいです。最初は粘土みたいですが、固まると柔らかいゴムみたいになります。この粘土で寒天をしっかり包んで変形を防ぎます。
歯のかたどり。これが思いのほかつらかったです。被せ物やつめもの治療の際の歯のかたどりの時にドロッとしたピンクっぽい色の印象(型を取る)材を入れられると、オエーっとなってしまうのです。嘔吐反射が強いと型取りはつらいです。
印象材をつかわずに、小型の3Dスキャナで口をスキャンする型取りの方法もあります。不快感を抑えて、かつスピーディーに。嘔吐反射が起こらない3Dスキャン型取りならより快適に型取りが可能です。

型取りが終わると、また、コンポジットレジンで仮ふたをおこない、終了です。

被せる歯はジルコニアクラウンを勧められました。
オールセラミックより色調は劣りますが、十分な強度と、コストパフォーマンスに優れています。治療しているのは奥歯なので、ジルコニアが最適です。

セラミックとジルコニアの違いとは

オールセラミック:
陶器のような焼き物やガラスをイメージしてもらうとわかりやすいです。
とても透明感が高く、色調もきれいで、天然の歯が持つ自然な透明感をそのまま再現します。金属に比べて割れやすいです。
金属を全く使わないので、金属アレルギーでお悩みの方に最適です。時間が経って歯茎が下がってきたときに、被せ物と歯の境目に黒い線目立つ現象が起こりません。
金属を一切使わないので、銀がイオン化して歯ぐきに染み込んで入れ墨のようにこともありません。歯の色を再現している材料はセラミックであるため、強度の面でも優れており、変色も起こりません。茶渋やヤニなどのステインも付きにくく、付いたとしても簡単に落とすことができます。

ジルコニア:
人工ダイヤと言われています。固く、耐久性が高いのが特徴ですが、色はセラミックのように繊細で細かい表現ができません。金属に代わる材料で、白く、頑丈です。
歯を被せるとき、薄い部分や、かみ合わせで力が集中する部分では、セラミックだと欠ける確率が高くなります。これはレジンなどのプラスチックも同じです。
ところが、ジルコニアですと、踏んでも割れない強度があり、欠けるリスクを軽減させることができます。
また、金額的にもセラミックより安価にできます。したがって、歯の奥歯や、詰め物が小さいなど、単純に白い色で見た目に問題がなければジルコニアを使用することが多くなります。

したがって、被せ物で歯の色を重視したい場合はセラミックを使用します。前歯や自然に見える部分に被せ物をするときは、セラミックが優れた審美性を見せてくれます。

審美性を重視する場合  セラミック>ジルコニア
強度を重視する場合   セラミック<ジルコニア
となります。

歯型の模型を作り、模型をつくり、模型上で詰めるものを作る。
出来上がった詰め物を直接歯に合わせ、接着剤でつける。

型取りから、白い歯が出来上がる

いよいよ、出来上がったジルコニアの白い歯を入れる日がやってきました。
コンポジットレジンの仮ふたを除去して、中に異常がないか確認します。
出来上がった詰め物を、セメントと呼ばれる接着剤を使って歯にくっつけます。
くっつけた後は、セメントがはみ出た状態で固まるのを待ち、固まった後に、はみ出た余分のセメントを取り除きます。
器具でカリカリと取り除くのですが、歯と歯の間にあふれたセメントはとても硬い上に、実際の口の中では、とても見づらく完全に取り除くのに時間がかかります。
次回来院時にも、確認し、セメントの取り残し、や炎症がないか確認してもらいました。

白い歯にして、心置きなく大きな口で笑うことができ、前よりも気持ちも明るくなったと思います。
本当に銀歯を白い歯にしてよかったです。お悩みの方は、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました